オタクの遊び場

トンボの化石というものが一時流行ったことがある。
友達を驚かせるもので、トンボの化石である意味はほとんど無かったが、それなりに効果はあったのかもしれない。
どんなものかを説明すると、簡単に言えばビックリ箱のようなものだ。
箱を開けたら玩具が飛びだしてくるように、トンボの化石は突然動き出して驚かせる。
トンボの化石は紙で丁寧に包装されている。
それをゆっくり開いてゆくと、あるところでバタバタと動き出す。
これは、誰でも簡単に作れるものだ。
まず、針金を弓の形にする。
五円玉に輪ゴムを通し、両端を針金の端に固定する。
輪ゴムの弦でできた弓。
その弦の真ん中に五円がある状態。
五円をグルグルとネジってゆく。
そして紙でうまく包装すれば完成だ。
後はこれを、『中にトンボの化石があるよ！見ていいよ！』って友達に渡す。
結果はおそらく想像通り。

他にも、ガムの玩具なんかも流行ったね。
今もああいったものは存在するのだろうか。
現代っ子は楽しめないかな？