オタクの遊び場

今の子供達にとっては、テレビゲームは当たり前。
携帯ゲームも当たり前だ。
昔はそうではなかったけれど、全く無かったわけでもなかった。
ファミコンが発売されるかなり前に、ブロック崩しというテレビゲームがあった。
我が家には何故かこれがあって、母親が景品を用意し、近所の子供達を集めて大会を開いた事を覚えている。
当然、持ち主宅に住む私が優勝する事になってしまったが、私は遠慮する事なく、大いに喜んだと記憶している。
優勝景品の中に、ゲイラカイトがあった事も、今思い出した。
本当に懐かしい、良い思い出に感じる。
そしてしばらく時が流れると、ゲームウォッチなるものが発売されていた。
単純なゲームが一つできるだけの携帯ゲーム機だったが、かなりはまった。
そして似たような別のゲームも出て来たり、家庭用の大きめのものもあった。
その頃には、ゲームセンターも、子供の遊び場として徐々に確立していった。
インベーダーゲームが出た時は、本当に感動したものだ。
大阪梅田のゲームセンターには、無料で遊べるインベーダーゲームが置いてあり、並んでゲームをプレイした事もあった。
そう言えば、ゲームセンターに置いてあるようなテーブルゲームを持っている友達がいて、かなり羨ましかった事を覚えている。
その後、ゲームセンターに限らず、テーブルゲームなどは、駄菓子屋で取り扱うようになっていた。
店頭で立ってするゲームが主流だったが、テーブルゲームが駄菓子屋の奥にあり、狭い場所でジュース片手にやっていた。
ゲームに関しては、ゲームの質に違いはあるものの、昔も今も変わらないと言えるのだろう。