オタクの遊び場

日本列島はそもそも地続きだったものが、水面の上昇なんかで島国になったと言われています。
つまりこの辺りの話は完全に神話ですね。
ただ、浮桟橋の上から矛で海水をゴロゴロと掻き回したというのは、イカダの上でオールを漕いで渡ってきたことを表しているようにも思えます。
もしかしたら人が海を渡ってきた所から歴史が始まっているのかもしれません。

恋愛は男性から誘うものだというのがこの頃からあったのには驚きました。
どういう理屈だったのかは分かりませんが、人間の本能的にそうなっていたのでしょう。
個人的にこの考え方はしっくりきますね。
そして日本列島が完成します。
ここからが本当の話に近くなっていきそうな予感がします。

イザナキとイザナミは沢山子供を産んでいますね。
これは沢山の言い伝えをまとめた為、全ての神の名前を入れる必要があったのではないかと思います。
全てが優れた人々に支持される人達だったのでしょう。
ただ、中でもイザナキとイザナミは特別だったのです。
見た目的に他とは違う特別な何かがあったのだと私は思います。

イザナミは火の神を生んだ時に死んでしまいましたね。
この後会いに行けているのは、実は死んではいなかったという事でしょうか。
或いは悪夢を見てしまったのでしょうか。
私はこの時の離婚を、日本との別れなのではと感じました。
つまりイザナキは神の国（外国）に帰ろうとしていたのかもしれないとも感じます。

身を清める為に九州に行きます。
そこでも沢山の神様が生まれています。
大勢の仲間ができたのではないでしょうか。
その中で特別なのが、アマテラス、ツクヨミ、スサノオですね。
アマテラスは天の国、ツクヨミは夜の国を治めます。
この辺りは実際に葦原中国で活躍していないので、これも神話ですかね。
ただ後に子孫が出てきますので、もしかしたら外国に行った、或いは外国に帰っていったと考えると面白そうです。

スサノオだけはここに留まり、暴れまわっていたのでしょうか。
これは自然災害を表現したものだとも感じています。
この後アマテラスが隠れて世界が暗くなりますよね。
火山が噴火して太陽が見えない時があったのかもしれません。