オタクの遊び場

アニメには死亡フラグが存在する。
アニメに限らず、テレビドラマや映画なんでもあるわけだけど、そもそも死亡フラグってなんで存在するのか。
死亡フラグって何？

それは、単なる一つの演出方法なんだよね。
最近では単なるネタにもなっているからわざとやっているようにも見えるわけだけど、その辺本当のところは分からない。

死亡フラグが結構重要だと分かってもらう為に例を出すと、マクロスの柿崎の死。
特に劇場版の方だったかな？
死亡フラグが無くて『えっ？そこで死ぬの？』と、多分全員がそう思ったと思う。
悲しみとか全くなくて、子供たちの間では笑いながら語られた。
まあ自分の死はそんな感じの方が良い気もするけれど、何かを伝えるアニメの中で、何を伝える為に柿崎は存在したのか。
人が死ぬ時はあっけないもので、すぐに忘れ去られるものだという事かな。
これはこれで記憶に残るし良かったんだけどね。
次にフラグが絶妙な空気を醸し出す例。
今やっているアニメ、ガンダムオルフェンズ。
なんかいきなりビスケットがヨイショされると思ったらいきなりのフラグ。
『ああ死ぬんだなぁ～』
と思ったらなんでそんな戦場にのこのこ出てきたのってな感じで逝ってしまわれた。
『ビスケットってそんなに重要なポジションのキャラだったか？』
と思いつつ、やっぱり死亡フラグがあった事でキャラの死が活きてくる。
しっかりしていた例としてはグリムガルかな。
確かにマナトはパーティーにとって重要なキャラだったし、最後はそれを際立たせる死亡フラグで、ストーリーというか演出自体もかなりしっかりしているから良かったよね。
死亡フラグと分かりながらも。

残った人に余韻を残さないのなら柿崎でもいいんだけれど、自分が死んだあとやっぱり泣いてもらいたいと思うのなら、リアルでも死亡フラグが使えるかもね！
毎日死亡フラグを出しまくっておけば安心だよ。
挨拶は『また明日な！』が基本。
決め事は常に後回し。
これであなたも立派な死亡フラグマスターさ！
はい、最後は適当な事を言ったけれど、死亡フラグとは未練を残す事で『死に意味を持たせる演出の一つ』であり、どうして使うかは『その方が感動が大きくなるから』って話。