オタクの遊び場

漫画は面白い。
とにかく面白い。
読み始めると寝るのを忘れて最後まで読み続けずにはいられない。
最新刊まで読んだら、次が出るのが待ちきれない。
だからコミックだけでなく週刊誌も買い始める。
私の漫画に対する想いはこんなところだ。
そんな漫画を、私はある時結構な数捨てる事になった。
引っ越しする前に捨てないと荷物になるからという理由で。
おそらく今までに買った漫画は千冊以上。
現在残っているのが五百冊程度だから半分は捨てた事になる。
正直、今では後悔している。
置く場所が無いのがなんだ！
部屋に足の踏み場が無くなるのがなんだ！
もっと他に捨てるべきものはあったのではないか？
悔しくてならない。
漫画って不思議なもので、ふと久しぶりに読みたくなるんだよね。
それで探そうと思った時に思い出すんだよ。
そのタイトルは捨てたじゃないかと。
捨てる時には結構厳選したはずだった。
でも時が流れると、昔の漫画は等しくどれも懐かしい漫画になって、同じ価値観で見るようになる。
厳選したって意味がない。
本当に捨てたのは失敗だった。
古本屋で同じ漫画を探してみても、意外に見つからなかったりするんだよね。
特に発行部数の少なそうな漫画は。
ダブルゼータガンダム全三巻だったかも持っていたのに、プルが好きで集めたのに、どうして捨ててしまったのだろうか。
どうでもいい話だけど、今はプルツーの方が好きなんだけどね。
もう一度あの漫画を読みたい。
適当に書かれた大量のファンネルが見たいよ！
この後悔、同じ辛さは他の人には味わってもらいたくない。
だから書いておく。
漫画は絶対に捨てては駄目だ。
もしも手放すにしても、古本屋に売ろう。
売ったなら、他に手放して買い戻したいと思っている人の手に渡る可能性があるわけで、いずれ自分がそう思った時にも再入手の可能性が上がる。

大切な事なのでもう一度言う。
漫画は絶対に捨ててはいけない。
仕方なく手放さなければならない事情がある場合は、買い戻しする可能性も考えて古本屋に売ろう。
全国の漫画好きにこれだけは言っておく。